ある日の夜・・・、電話がなりました。
「わたくし、○○小学校、1年2組の担任の○○ですが・・・。」
あっちゃ~
姫3号の担任の先生からの電話です。
今までの経験から・・・、先生からの電話って・・・、
ろくなこと・・・、ありません
いったい何をやらかしたのか・・・、ドキドキハラハラです
「今日、算数の授業中、ふで箱についている鉛筆けずりで、
なにやらカチカチ音をたてていまして・・・、
ふむふむ・・・、
「注意をすると、自分のふで箱についている鉛筆けずりとは
違うものを持っているんですね。」
うん・・・
「本人に聞くと、お兄ちゃんのものだと言うのですが・・・。」
はい・・・
「お兄ちゃんに聞いてもいいかな?と聞くと、
お兄ちゃんには聞かないで欲しい・・・、と言うんです。」
はい・・・
「実は・・・、」
うん
実は・・・
ここからが、本題・・・
「実は・・・、姫3号ちゃんの、お隣の席の子の・・・、
鉛筆けずりが、なくなっていまして・・・、」
そ・・・、それは・・・、
姫3号が、その子のものを盗んで、
みつかってしまった上に、
この期に及んで兄のものだとウソを言っている
・・・と言うことかしら
・・・心の中で、まさかまさかと、思いながら、
気持ちを落ち着かせ、先生の話の続きを聞くと、
「ただし・・・、
お隣の子の鉛筆けずりも、
名前も書いていないし、
シールが貼ってあったと言うけれど、
どうもはがれてしまっていて、
その子のものかもはっきりしないんです。」
あららら、ちっょと、どうしたものかしら・・・。
先生、姫3号が取ったって、決め付けてない
「あのあの・・・あの、あ、兄の、ふで箱、見て来ましょうか?」
混乱する頭の中で、やっと出たセリフ・・・。
「お願いします・・・。」と先生。
兄の部屋に行くけど・・・、
兄は、えっと・・・、そんなふで箱、もってたっけ・・・??
あれれ~、気が動転しているよ~
ちょうどいいところに、兄2号が部屋にやってきました。
「ねぇねぇ、兄2号、鉛筆けずりのついたふで箱、もってたっけ?」
「あぁ~、あるよ。むかし使ってたやつ。ここに・・・。
あれれ?? 鉛筆けずり・・・、ないなぁ・・・。
確かにここにあったのになぁ・・・。う~ん。。。」
やった でかした (←言葉はヘンだけど、こんな気持ち(笑))
姫3号・・・、お友達のを取ってないっ
「もしもし、兄のふで箱の鉛筆けずり・・・、なかったです。
やはりそれは、兄のものではないでしょうか・・・」
「そうですか・・・。わかりました。では、明日、姫3号ちゃんから
事情を話してくれるように、伝えてください。」
と言って、電話は切れました。
・・・ちょっとショックでした。。。
事情を聞くと、姫3号は、鉛筆用と色鉛筆用の使い分けを
したかっただけらしい・・・。
勝手に兄のものを持ち出したことは、悪いことだってわかってるから、
兄に聞かれるのはイヤだったんだよね。
以前にも、勝手に持ち出して、大目玉をくらったことがありました。
だけど・・・、今回は、
姫3号・・・、濡れ衣を着せられました。。。
疑われた事は、十分わかっていて、
本人もとても落ち込んでいました。
その後、結局、お隣の子の鉛筆けずりは出てきたし、
先生に自分で事情を話したけれど、
まだ・・・、返してくれないんだって。。。
そんなに、いけない事だったのかな・・・。
確かに、鉛筆けずりは、いくつも必要ないから、
もぅ、持って行くのはやめるって、
色鉛筆を削りたい時は、家に持ち帰るって・・・、
疑われない方法、考えてたけど・・・。
なんだかすっきりしません~。。。